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上社御柱祭


流れとみどころ

○里曳き

繰り広げられる祭り絵巻

山出しから一カ月。晴れの舞台を待っていた御柱に、いよいよ華やかな里曳きの時がやってきます。御柱屋敷を出た御柱は、大勢の氏子と見物客の中を、各社に向かってゆっくりと優雅に進みます。

御柱屋敷




「お舟」で御柱迎え

安国寺の御柱屋敷を御柱が出発する頃、本宮からは神職や、「お舟」と呼ばれる神輿を担いだ白丁姿の山作り衆らが行列を作って御柱を迎えに出発します。先頭の本宮一之御柱は、迎えの一行に続いて本宮を目指します。

祭り絵巻の御柱街道

里曳きは、山出しの豪快さから趣を変え、華麗で豪華な昔ながらの行列が特徴です。騎馬行列や長持ち、花笠踊り、龍神の舞などが繰り出して御柱行列を盛り上げます。騎馬行列は江戸時代の御柱警護が始まりとされ、往時の面影を色濃く残しています。長持唄や長持甚句が唄われる長持行列も伝統的な姿を披露してくれます。

祭り絵巻


大木が神になる建御柱

御柱を各神社の境内に建てることを建御柱といいます。本宮・前宮に曳きつけられた御柱はめどでこを外し、柱の先端を三角錐状に切り落とす「冠落し」を行って、御神木としての威儀を正します。

冠落しが終わった御柱にワイヤーやロープを付け、掛け声に合わせて車地が巻かれると御柱はゆっくりと立ち上がり、やがて直立。先端に乗る氏子の手によって長さ1.5mの大御幣が打ち付けられると奥山のモミの大木は神となるのです。翌日に御柱の根元を大木槌で叩いて固める御柱固祭が行われ、仮見立てから2年に及んだ柱の曳き建てが幕を閉じます。

建御柱