特集 氏子の想い Vol.10

特集 氏子の想い

諏訪をまるごと楽しんで欲しい

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佐原美雪さん
諏訪地方観光連盟 御柱祭観光情報センター
(諏訪市役所経済部観光課観光係内)

―いよいよ御柱祭の本番が迫ってまいりました。氏子の皆様も熱い想いが高まっているのではないでしょうか。また御柱を見るために、非常にたくさんの観光客が期待に胸を膨らませて諏訪エリアにやってきます。そんな観光客の方々への情報発信を行っているのが「御柱祭観光情報センター」ですね。

■佐原 私たちの主な業務は、御柱祭についての様々な問合せに対応することです。お電話はもちろんのこと、前回の御柱祭に比べ、インターネットの普及が進んだこともあって、今回はEメールでの問合わせも多くなりました。

―今回の御柱祭で、このセンターはいつ頃から活動を開始したのでしょうか?

■佐原 平成26年6月、約2年前からです。でも、問合せが増えてきたのは、昨年、平成27年の夏頃ですね。ホームページも立ち上がって、旅行関連の会社から、いろいろな旅行商品の相談を受けるようになりました。秋が近づくと、御柱特集を組みたいという雑誌社からの取材申込みが多くなりました。そのような流れがあって、一般の方からのお問合せもありましたが、秋まではどちらかというと業者の方への対応が多かったんです。

―一般の観光客からは、当初、どのような電話問合せが多かったのでしょう。

■佐原 北は北海道から南は沖縄まで、御柱祭への関心は高く、各地からのお電話に対応しました。その内容は、実に様々です。御柱の見どころはどこですか? 八本の御柱は一度に木落しするんですか? 御柱を建てる仕組みは?...私の知識ですぐに即答できることもありますが、専門的な内容であれば、ちょっとお時間を頂戴して、詳しい人に聞いてから回答しました。諏訪市観光課には、知識の豊富な方がいますから、フロア全体のフォローのもとに対応するという感じですね。

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―諏訪から遠い地域の方にとって、電話は貴重な情報入手ツールになっているんですね。

■佐原 御柱祭についての情報発信は、印刷物やホームページなどいろんなメディアを通して行っていますが、そのようなメディアを入手できない環境の方もいらっしゃいますから。

―これから本番当日を迎えることになって、センターの業務はますます忙しくなるのではないでしょうか。

■佐原 御柱祭が開催される当日は、上社と下社でそれぞれ臨時情報センターを開設し、より充実したスタッフ体制で臨むことになります。開設場所は、下社は下諏訪町役場の中、上社は茅野・産業振興プラザの中です。当日の電話による問合せで多くなるのは、七年前の経験から想定すると、交通規制や駐車場に関することでしょうね。先ほども話したように、事前にホームページで確認することもできるのですが、どこをクリックすればいいのでしょうか、という問合わせも多いんですよ。
(ちなみに、山出しの交通規制及び駐車場案内チラシはこちら。里曳きの交通規制及び駐車場案内チラシはこちら。)

―これだけ大きなイベントになると、想定外のことも、いろいろと発生するのでは?

■佐原 たくさんの人で混み合うイベントですから、一緒に来た人とはぐれて迷子さんになったり、写真を撮影するのに夢中で落とし物をしたり...当日はやはり、いろいろなアクシデントが起こります。でも、ちょっとした注意や心がけで防げることが多いと思うんですよ。マナーやルールを守って、七年に一度の貴重な御柱祭を楽しみながら体験していただければと思います。

―佐原さんご自身は、これまで御柱祭を観客として見たことがあるんですか。

■佐原 初めて下社の木落しを家族で見たときは感動しました。

―生で見ることができなくても、大型モニターが設置されると聞いています。

■佐原 そうなんです。できる限り多くの方と感動を共有したいという想いから、パブリックビューイングの場所を設けました。それとお祭り当日以外にも御柱祭の楽しみ方があるんですよ。たとえばお客様によってはお祭りの混雑は苦手という方もいらっしゃいます。そういう方には、当日を避けて、諏訪大社に建てられたばかりの御柱をご覧になるといいですよとアドバイスしたり、秋まで各地で小宮の御柱祭をやっていますが、なかには一般の観光客が参加できる地区もありますので、そのような情報を提供したり、いろんな楽しみ方を提案しています。
また前回の御柱祭では「御柱祭情報センター」という名前だったんですが、今回は「御柱祭観光情報センター」と「観光」の2文字が入りました。諏訪エリアには、観光の楽しみがたくさんあるということを積極的に情報発信しています。御柱祭がらみの情報だけではなく、諏訪エリアは温泉もありますし、夏なら高原、秋は紅葉、冬はスキーと一年を通して楽しめるリゾートエリアです。御柱祭をきっかけにして訪れていただき、さらに何回も足を運んでほしいですね。それだけの魅力がある観光地だと思います。
(平成28年3月取材)

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