そこかしこにある御柱(小宮の御柱)

そこかしこにある御柱(小宮の御柱)イメージ

御柱祭、実は諏訪大社だけではありません。諏訪地方各地にある諏訪大社ゆかりの神社はもちろん、直接関係のない神社でも御柱を曳いたり、建てたり。夏の終わりから秋にかけて催される、それら「小宮の御柱」は地域色豊かで、楽しさ満載です。

 

諏訪大社の御柱祭が終わると、今度は各地域の神社で御柱祭=小宮祭が始まります。小宮と呼ばれるのは諏訪地方の6市町村(岡谷市・諏訪市・茅野市・下諏訪町・富士見町・原村)に点在する大小様々な神社。諏訪大社につながる神社だけでなく、諏訪の神々とは全く無縁の氏神から八幡社や稲荷社、各地区の産土神、道祖神、個人の屋敷神にいたるまで、それぞれに御柱が建てられます。

本家本元の御柱祭に比べると規模こそ小さいものの、山出し、里曳きという行程はほぼ同じ。中には最大斜度40度以上の急坂を一斉に曳き上げて時間を競うもの、提灯に照らされて夜間曳行するもの、石段を曳き上げるもの、子供たちの木遣りや笠踊り、仮装行列を伴うものなどもあり、実に多彩です。

また、霧ケ峰の最高峰、車山の山頂に鎮座する車山神社でも小宮祭があり、大変珍しい山頂ヘの御柱の曳き上げが行われます。360度の大パノラマの中にそびえる4本の「天空の御柱」は、登山者の安全を見守り続けるシンボルともなっています。

小宮の御柱祭は、早いところで8月下旬。9月に入るとあちこちで盛んに催され、10月下旬まで行われています。幼い子供からお年寄りまで地域の人々がこぞって参加して大いに盛り上がる、"おらが町"の御柱祭。諏訪大社の御柱祭だけでなく、地元愛がひしひしと伝わってくる小宮の御柱祭へも一度足を運んでみてはいかがでしょう。

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「酒蔵の小宮」

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 酒蔵にお酒の神様を祀る神棚はつきものですが、諏訪地方では諏訪大社への日頃の感謝と祈念をこめ、7年に1度の御柱祭にあわせて独自に小宮を設ける蔵元もあるそうです。銘酒「真澄」で知られる宮坂醸造では敷地内のお稲荷さんに御柱を建てています。

※工場敷地内にあり一般公開はされておりません。