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ONBASHIRA
Suwa, Shinshu, Japan

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奥山の大木、里に降りて神となるー。
7年に一度、遥か昔からこの諏訪の地で寅と申の年に執り行われる神事「式年造営御柱大祭」。宝殿の造り替え、そして御柱を選び、山から曳き、境内に建てる一連の神事は通称「御柱祭」と呼ばれ、諏訪大社(すわたいしゃ)の中でも最大にして最も重要な神事とされています。1200年以上も連綿と受け継がれ、諏訪6市町村の氏子たちが奉仕する御柱祭は、諏訪の誇り高き伝統文化でもあります。

神秘の都 諏訪

人々の生活と密着してきた諏訪湖や、壮大な八ヶ岳、多様な植物などの息づく霧ヶ峰高原など、諏訪エリアは豊かな自然に囲まれた土地。諏訪湖を囲むように鎮座する諏訪大社の信仰も、冬の諏訪湖で起こる御神渡をはじめ、この豊かな自然と結びつきながら土地に根付いてきました。
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諏訪信仰「諏訪大社」

諏訪大社は諏訪湖を中心に南北4つの宮からなる神社で、全国に1万余ある諏訪神社の総本社です。その創建は遥か古代神話の時代にまで遡ります。
“お諏訪様”とも呼ばれる諏訪大社とその祭神は、古来より風と水、そして狩猟の神様とされ、中世には軍神として多くの武士から信仰を受けました。
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この地に根付く伝統

1200年以上続く御柱祭は、代々受け継がれている技や伝統の結集ともいえるでしょう。時代とともに多様化しつつも、現在でも老若男女それぞれが役割と出番があり、地域の氏子すべてが関わり、その伝統を受け継いでいます。御柱年の秋ごろには地区ごとの小さな御柱祭である“小宮祭”も行われており、地域ごとに次の世代へとその技や文化を引継ぐ役割も果たしています。

1200年続く神事 御柱祭

御柱祭とは宝殿の造り替え、そして御柱を選び、山から曳き、境内に建てる一連の神事を指します。“御柱”となるのは樹齢150年、17メートルを優に超える選ばれた16本のモミの大木だけ。それを人の手で里に曳き出し、7年毎の寅と申の年に諏訪大社の社殿の四隅に建てます。その歴史は古く、室町時代の『諏訪大明神画詞』という文献には、「寅・申の干支に当社造営」が平安初期にすでにあったという記録が残されています。連綿と連なる御柱祭に諏訪地方の人々がかける思いは、現代でも非常に強いです。
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